超音波検査（エコー検査）は、超音波を当て、その反射を映像化し、対象物の内部の状態を調査する画像検査です。

心臓超音波検査では、心筋梗塞や心臓肥大、弁膜症、先天性疾患などがわかり、治療方法の選択、治療効果の判定などに役立ちます。当院では循環器学会専門医による検査を行います。

腹部超音波検査では、腹部に超音波を当て、5つの臓器(肝臓・胆のう・膵臓・脾臓・腎臓)を中心に検査します。胆石、ポリープ、のう胞、腫瘍などの限局性病変、脂肪肝、慢性肝炎などのびまん性疾患、各臓器の形態などを観察します。当院では消化器病学会専門医、肝臓学会専門医による検査を行います。

胃内視鏡検査が可能です。先端にカメラがついた細いチューブを挿入し、食道・胃・十二指腸を観察する検査です。胃潰瘍や胃炎、胃癌の診断が可能です。当院では、消化器病学会専門医、消化器内視鏡学会専門医による検査治療を行っています。

急性疾患においては、血算、生化学などの迅速血液検査を用いて、正確な早期診断を心掛けます。

CT検査は、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。体内の様々な病巣を発見することができますが、脳などの頭部、心臓、気管支・肺などの胸部、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、副腎などの腹部、動脈や静脈の病変に関して、優れた描出能を発揮します。